スローカーカルテット
スローカー氏と。

バッハマン氏と。

とうとう、待ちに待ったこの日。 スローカーとのご対面。
当日行くまで誰にレッスン受けれるかわからなかったんですが、願いが通じたか、スローカー氏にみていただけることになりました。 メンバー一同大喜び。 しかもホールでレッスンだったし。
いやあ、手の大きな人でした。 しかも眼力強し。
ドビュッシーの3つのシャンソンをレッスンしてもらったんですが、なんと前の団体と同じ曲。 ダブってしまったんです。
私たちはレッスンが20分くらいと聞いていたので、全楽章は無理と判断して3,1,2の順番でみてもらおうと計画しておりました。 で、3。
まず、fが足りないと言われ、クレッシェンドはあるけどデクレッシェンドがないんだと注意されました。 たしかに・・・。 どうしても意識はそっちのほうへいってしまいます。 いかんいかん。
で、3が終わった後、スローカー氏一言。 「zwei!!」 皆唖然。「2!?」 前の団体やってなかったもんな~。 まあ、練習したんですけど、これが一番浅いんですよ・・・。 バストロのリズムの取り方やレガート時のスライディングなんかを注意されいい時間。
うーん終わりかなと思いきや、指一本。 「1ですか・・。」 こうなるとありがたいんだけど泣きそうだったりする私。 この曲トップ吹いてたんですが、ツライんです。キツイんです。 すでに果てつつありましたから。 しかも1が一番シビアだったりする。 こんなんだったら1からやっておけばよかった!!! と思ってもあとの祭りですね。
わりとレッスン自体はすんなり終わりましたよ。よかったよかった。 練習して一応仕上げておいたのがよかったんでしょうね。
終わって、コンサート。 もうよかったとしかいいようがない。 行ってよかった。聞いてよかった。
聞かせるだけじゃなくて見せるコンサートでしたね。 すごく楽しかった。 きっとトロンボーンじゃない人、音楽関係にいなくても楽しめたんじゃないかなあ。 特にバストロのバッハマンはチャーミング。 コミック的な要素はすべて彼がもっていってましたね。 ロゼもこういうことできるようになるといいなあと思いました。 ステージを最大限に活かしてるような感じ。
音もものすごく軽やかだし。それでいてリッチな感じ。 でも私プロの人があそこまでしっかり深くブレスを取ってる本番見たの初めてかも。 ・・・っていうくらいビッグブレスでした。
終わってミーハーな私たちはもちろんサイン会に参加し、写真まで撮っていただきましたよ☆
そうそう、その時に他のレッスン受講生の方に話しかけられました。 「普段、どこで演奏されてるんですか?」 「すごい上手で皆で何者なんだと話してたんです。」とな。 何者って・・・。まあアマチュアの方が多かったしねえ。 私たち一応プロって形でやってますから・・。うまくないと困るんです。 でもうれしいですね。うん、うれしい。 「名古屋ウィンドシンフォニーのトロンボーンセクションなんです。 このバンド知ってますか?」 と聞いたところ、ご存知のよう。 これまたうれしい。 だって、わりと無名だもの・・・。
というわけで今日はお腹いっぱい。
BY林ゆ
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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
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