名古屋フィルハーモニー交響楽団定期演奏会<ツァラトゥストラ2-隠れた世界>

に行ってきました! 内容は…
名古屋フィルハーモニー交響楽団第347回定期演奏会 2008年5月16日(金) 愛知県芸術劇場コンサートホール <ツァラトゥストラ2-隠れた世界> ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob.XXI-2より第1曲「混沌の描写」 ケクラン:管弦楽のための夜想曲『星降る天穹に向かって』作品129〈日本初演〉 ロータ:トロンボーン協奏曲* マルタン:トロンボーンと管弦楽のためのバラード* シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 作品82
ジョゼフ・アレッシ:トロンボーン* 金聖響:指揮
というもの。 NYフィルのトロンボーン奏者のアレッシがこのために来日するということで、行かなくては!! と意気揚々連日チケットを取ったのでした。 …が、結局仕事が入ってしまい、初日の金曜のみに・・・。 それでも行けただけよかった☆
名フィルには我が師匠の藤澤先生がいます。 先生のオケを聴くのも久しぶり。 いやー、失礼なことだなあと思いました。 失礼というか、もったいないよね。 今年は時間が取れそうだから演奏会にもちょこちょこ行ってみようと思っております。
ハイドン。 いやあ、よかったなあ。 以前、セントラルも金さんと定期を一緒にやりましたが、その時もやっぱりバロックティンパニを使っていて、今回もやはり・・・。 こだわりなんですねえ。 なんといっても、やっぱり先生の音がすばらしくて・・・。 それだけで行った価値があったように思います。 最初に吹いた音でもう参りましたって感じ。 どうやったらあんな風に音が出せるのかなあ。 音で唸らせるってすごいことだと思います。
アレッシも素晴らしかったです。 どうやったらあんなに太い音が出せるんだろ。 最初から最後までまるで変わらない感じ。 ppでも透明感があって、クリアで何やってるかよくわかるし。 脱帽です。当たり前だけど・・・。
個人的にはね、ものすごく上手いと思ったんです。 逆立ちしても絶対真似できないみたいな・・・。 でも、こんなこと言っていいのかわからないんだけど、どうも感動しなくて。 上手いって思うんだけど、すごいって思うんだけど、自分の心が高鳴ることがなくて・・・。 なんだか妙に考えてしまったのです。
アレッシの演奏、私好きなんですよ。 これはホントです。 初めて、NYフィルの演奏会を聞きに行ったときは、手が真っ赤になってかゆくなるまで拍手してました。 クインテットが来た時も。
きっと、先生の音に感激してしまってたからなのかなあ。 ニーノ・ロータとか聴いてても、先生ならどう吹くんだろうなあとか考えてたり、自分だったらって考えてたり・・・。
今日は、あのハイドンより感激することはなくて・・・。 一日一回感激できればいいのかとも思うけどね。
それでも学んだことは数知れず。 やっぱりアレッシの演奏も好きだしね。
でもやっぱり私の中の一番はいつまでも藤澤先生なんだろうな。
と思った今日でした。
BYゆっこ
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