セントラル愛知交響楽団第88回定期演奏会

時空を越えたハーモニーⅣ 第88回定期演奏会 ~無限のフロンティア~
【日時】2007年11月16日(金) 18:45開演 【場所】しらかわホール 【入場料】A席\4,000/B席\3,000/C席\2,000/学生\1,000 【プログラム】 指揮/井正浩 ピアノ/神谷郁代 ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」よりOp.43 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37 ドヴォルザーク:交響曲 第9番ホ短調Op.95「新世界より」
是非聴きにいらしてください。
今回は、音楽監督の小松さんではなく、井崎さんが指揮。 とても丁寧な音楽作りです。 たいていのオーケストラは新世界を定期演奏会にもってくることはないそうです。 音楽鑑賞会や名曲コンサートにまわされる方が多い曲なんだとか。 で今回セントラルが取り上げたということは、セントラルらしい新世界を聞かせようということ!と意気込んでいらっしゃいました。 新世界に3日も練習がもらえるなんて!と嬉しそうでした。 私も何度か演奏してるので曲は良く知ってましたが、なるほどということがたくさんありました。 今回、井崎さんがこだわった点は2つ。 一つは、アクセント。 東欧の音楽というのは、常に頭にアクセントがあるのだそうです。 なので、新世界の各メロディも頭にアクセントを置いたフレーズ作りをしました。 もう一つはオーケストラの配置。 今回は対向配置。 普段、弦楽器は向かって左から第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと並んできますが、対向配置というのは、第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンが向かい合って座るというもの。 普段聴きなれない第二ヴァイオリンもよく聞こえるでしょうとおっしゃってました。 そして、なんとトランペット・トロンボーン・テューバも横に座ってます。 まあ、しらかわホールが狭いのでというのも理由だと思いますが・・。 一体どんな響きがするのか、私も楽しみです。 新世界て、テューバは2楽章しかないんですよね。 しかも頭と最後のコラールのみ。 お客さんが見逃すと、あれ?いつ吹いたんだろ・・・ってことにもなりかないですよね。ちゃんとチェックしててくださいね。 おっと、も一つ注目なのがシンバル。 これもよく言われることですが、この曲の中で一度しか出てきません。 しかもジャーンと派手になることはないので聞き逃す率大かもですね。 ご注意を☆
BYゆっこ
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