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CAFE de ROSE
☆CAFE de ROSE☆へようこそ。 気ままにおしゃべりを楽しんでいってくださいね。         私たちのホームページへも是非お越しくださいませ。 http://brassrose5.com

プロフィール

ブラスアンサンブル・ロゼ

  • Author:ブラスアンサンブル・ロゼ
  • 中部地区を中心に活躍する五人の女性により結成された金管五重奏団。
    コンサート出演、各種学校の音楽鑑賞教室への出演、企業・団体等の各種イベント、結婚式、パーティーでのファンファーレやBGM等の演奏、メンバーによるクリニックなど積極的に活動しています。

    みなさまの大切なひとときに音楽の花束をお届けします☆

    メンバー:
    稲垣路子(トランペット)
    近藤万里子(トランペット)
    杉浦美紀(ホルン)
    照喜名有希子(トロンボーン)
    加藤日名子(テューバ)

    ☆コメント大歓迎です☆
    皆さまのお声をどしどし
      お聞かせくださいませ。

    ♪演奏のご依頼も承ります。 
    詳しくはホームページまで!!
    http://
    brassrose5.com   


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    ご質問もお気軽にどうぞ。
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エネルギー

先日お話してた、タイムカプセル。
その手紙の中に作文も入っていました。どうやら先生が大事にとっておいてくださったようで、これ確かスピーチコンテストみたいのでしゃべったような記憶が・・・。
そんなことを日名子さん達に話してたら「見たい!」と言うので、書いてみました。
初心にかえる。
そんな気持ちになった作文です。

「私とトロンボーン」
 私がトロンボーンという楽器に出逢ったのは、中学一年の時でした。といっても、私は小学校時代にもブラスバンド部に入っていたので、トロンボーンは知っていました。しかし、全くと言っていいほど興味はありませんでした。
 それなのに、なぜ中学でトロンボーンを始めたのか、はっきりした理由はただ一つ、仮入部で先輩に「トロンボーン吹いてみんか。」と言われて断れなかったからです。まあ、何にしても吹奏楽部に入りたかったので、それでいいやと思って始めました。
 最初はそんなに興味を持っていなかった私ですが、吹いていくうちに自分がどんどん好きになっていくのが分かりました。だから今もし誰かに「何か楽器するとしたらどれがいいか」と尋ねられたら私は即座に「トロンボーン」と答えるでしょう。
 トロンボーンを好きになり始めた私は、早く上達したい、早く先輩に追いつきたいと思って毎日朝練にも行って必死に練習しました。でも急に上達するわけでもなく、どうしてできないのかと悩んで泣いて練習した日もありました。部が分裂してもう人間関係がイヤになって部をやめようと思った日もありました。でもやめれませんでした。それは私がトロンボーンを好きだったから。トロンボーンを吹きたかったから。そして中学二年三年となるにつれて少しずつ上達していきました。
 私がこの学校の音楽コースに入ったのは、音楽大学に行きたかったからです。やっぱりずっとトロンボーンを吹き続けたいし、音楽そのものが好きなので音大に行くことにしました。そしたら部の顧問の先生が、この学校は音大に行く勉強が授業に入ってるし、部もできるからいいんじゃないかと勧めてくれたので、入ることにしました。
 この学校に入ってレッスンを受けているといろいろ自分に見えなかった欠点が見えてきたり同じ音大を目指す人達がいたりしていい刺激になりました。
 ある日、私は初めてプロのトロンボーン奏者が演奏しているCDを買い、早速家で聴きました。その時の驚きは今でも覚えています。何ともいえない豊かでやわらかい音色、高度なテクニック、そして底知れない表現力。目が点とはこのことでしょうか。そして次に私は今の私とのあまりの差に落ち込んでしまいました。でも自分の練習態度をふり返ってみたら、真剣に練習している私の姿はどこにも見あたらないことに気づきました。
 また、昨年の十二月に東京で行われた高校生対象のトロンボーンコンクールにも出てみました。そこにはきれいな音を出す人、自分をすごく強調する人、コンクールに出ることを楽しんでいる人、いろいろいました。そんな中で演奏した私の結果は中の上くらいでしたが、とてもいい勉強になったと思います。
 私は今、月一回名古屋にレッスンに行きます。その先生はとてつもなくやわらかい音を出します。私はいつも先生に「音がかたい。」と言われます。そこで、この前先生に「どうしたらやわらかい音を出せるんですか。」と尋ねてみました。そしたら「自分の耳に頼るしかないよ。何十回、何百回練習して、ここの音はダメだったとか、今吹いたこの音はいい音だとかっていうふうに自分で聞いて考えて作っていかなきゃいけない。」と言われました。そして、「今の若い人はテクニックでごまかそうとする。それはそれで音大には合格できるし上手いと思うけど、それだけで人を感動させるような演奏はできるかな。」と私に質問して、「自分のイメージする音、感動させるような音を出せたらすごくいいよね。」とも言われました。
 私はその通りだなと思いました。そして人を感動させるような音を出したいと強く思いました。
 今の私の頭の中にはイメージする音があります。だからイメージを持ってる今ならいい音を作っていけると思っています。
 私がトロンボーンをやめられない理由、吹き続けたい理由は、いつか人を感動させるような演奏をしたいというところにあると思います。そして一人でも多くの人に自分の演奏を聴いて感動してもらえるよう日々努力しようと思います。
 いい音、豊かな表現力、それは自分の心の中にあるんだと思います。私はトロンボーンに出逢えて本当によかったです。


文章がつたないなあと思いますが、原文のまま載せてみました。
この気持ちがあって、今の自分がいる。
それを忘れずに来年も頑張っていこうと思った私です。

   BYゆっこ



この記事に対するコメント

素敵な作文だね。
高校生の頃と今となんら変わってないね。
お互いがんばろう。
【2007/12/31 01:00】 URL | hina #-[ 編集]


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